⑩限られたお金だからこそ有効に使いたい。若い頃 とは違ってくるお金とヒトの関係性。

限られたお金だからこそ、有効に使いたい。 若い頃とは違ってくるお金とヒトの関係性。

シニア世代の動向

大切なお金だからこそ大切に使いたい。誰もがそう考えるものですが、お金をかけたいと思うものは年齢とともに変わってくるようで・・・。

 
次の中で、あなたがお金をかけたいと思っていることは何ですか。
あてはまるものをすべてお選びください。※複数回答あり

~調査概要~

■調査名   シニア1200人アンケート調査
■調査方法  WEBアンケート

■調査期間  2020918

■調査対象  全国に居住する50歳から79歳までの男女計1200

■調査主体  株式会社三栄広告社(東京都千代田区)

 お金をかけたいもの、ということについて、シニアにアンケートを取った結果が下記の表(表1)である。いちばん多かったのが「趣味」(544人・30.4%)、ついで「美容・健康」(421人・23.5%)となり、この2つで全体の2/3を占める結果となった。 続いて「子供・孫」(210人・11.7%)と「投資」(204人・11.4%)がほぼ同数で、「社会貢献」と「その他」が続く形となっている。 一方で、「お金をかけたいことは何もない」という回答が335人(18.7%)にのぼった。

 

 趣味についてお金を使いたい、という回答が多くなることは予想の範疇だったが、「お金をかけたいことは何もない」という回答が335人(18.7%)もいたことは予想外だった。当社マーケティングチーム内で、これについて意見を集めたところ、次のような意見があった。

  • シニアの方はもう満たされている方が多いので、お金を使ってみたいことがないのでは?
  • 歳を重ねると欲がなくなるのではないか?
  • お金は限られているので、いざというときのためにとっておきたいのではないか。
  • 物事に対して関心が薄くなるのでお金を使わなくなるのでは?
  • 経済的に余裕がなく、お金をかけたくてもかけられない人もいる可能性がある。

 どの意見もそれなりに説得力があるものの、実際のところなぜ「お金をかけたいことは何もない」という回答が多かったのは分からない。しかし、大きくはずれている分析もないのではないだろうか。

 この中で、「経済的な余裕がないのでは?」という意見があったので調べてみたところ、総務省のデータでは下記のようなものがあった。

 

表1
上記は2021年6月4日(金)の読売新聞東京本社版朝刊

 この統計によると、シニア(65歳以上)を世帯主とした2人以上の世帯のうち、貯蓄が300万円以下の世帯が全体の15.4%にものぼっている。この統計を見れば、経済的に余裕がなくお金をかけたくてもかけられない世帯があるのは当然のことであろうか。

 これからはますます高齢化が進むのであるから、シニアの方々が経済的に困窮しないような社会保障制度を確立することはもちろん、シニアの方々も気軽に就業できる社会を築いてゆくことが肝要になると思われる。

 当社アンケートの続きに戻る。本アンケートでお金を使いたいことについて伺ったが、自由回答としていただいたご意見としては下記のようなものがあった。

  •  旅行
  •  ペット
  •  家のバリアフリー
  •  自己啓発
  •  歯

 自由回答で最も多かったのは「旅行」で、時間的な余裕ができれば、長期の旅行にも行きやすくなりお金をかけて楽しみたい、という方も多いのは納得である。フルタイムで仕事をしていると、長期の旅行はもちろん、週末に旅行をするだけでもそう頻繁には出かけられないのが現実である。

 少数派では「自己啓発」や「歯」といった回答があった。「自己啓発」は幅広い意味があるが、中には大学に行って学び直したい、新たな資格をとって活かしたい、などという活動をする方もいらっしゃるのではないだろうか。

 人生100年時代、体が動くうちは趣味も仕事もチャレンジして、人生を謳歌したいものである。

【設問】 「次の中で、あなたがお金をかけたいと思っていることは何ですか。あてはまるものをすべてお選びください。」 自由回答・複数回答あり。

アンケート実施日:2020918日(金)

アンケート方法:インターネット

アンケート対象:全国の5079の男女

N1,200

<内訳>

5054歳:男女各100

5559:男女100

6064歳:男女100

6569歳:男女100

7074歳:男女各100

7579歳:男女各100

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