超高齢化社会の日本は、市場規模も今後100兆円に到達するとも。 ますます高まるシニアマーケティングの重要性について、 シニア向けの広告と人口、市場規模、リサーチ手法について、解説します。
高齢者社会である日本において、シニア世代の市場規模は、今後、100兆円に到達するとも言われています。今後ますます高齢者が増えていく中、シニアマーケティングの重要性が高まっています。シニア世代の人口、動向、シニア向けの広告媒体、宣伝、販促手法、シニア向けの定性・定量データのアンケート手法についても解説します。
シニア向け広告とは
シニアとは、WHO(世界保険機構)では65歳以上の高齢者と定義されています。シニア向けの広告とは、そのシニアをターゲットにした広告のことです。シニア世代は、日本の総人口に占める割合が増大しており、市場規模も拡大しております。
新聞やテレビなどのマス広告だけでなく、シニア世代のスマホ普及率も高くなっていることも受けて、オンラインやSNS広告なども増加しています。
シニアマーケティングについて、人口と市場規模
日本の総人口は、2021年9月現在、1億2522万人となっています。ここでは、総人口に対して、シニア世代の人口比率と市場規模について、解説していきます。
日本人の高齢者人口は約30%
総務省の統計局によりますと、総人口は前年より51万人減少しているのに対して、シニア世代は、22万人増加し、3640万人となり、過去最多となっています。総人口に占める割合も同様に過去最多の29.1%となりました。
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1291.html
出典:総務省統計局 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-
市場規模は100兆円?
シニア世代向けの市場は、人口増大に伴って拡大傾向にあります。みずほ銀行 産業調査部によると、医療・医薬、介護、生活産業な合わせると2025年には100兆円市場規模となる見通しだと予想されています。
市場規模も人口も増大傾向のシニア世代について、これまで以上にシニアマーケティングを活用しながら、インサイトを知る必要があります。
シニアマーケティングする上で欠かせない
「アクティブシニア」とは?
「人生100年時代」と呼ばれる昨今では、シニア層の年齢幅は幅広く、65歳〜100歳まで高齢者が存在します。シニア世代へアプローチする上で、どの層をターゲットにすべきか戦略を立てることが重要です。
様々な高齢者、シニアの属性がいます。ターゲットを絞るうえで、アクティブシニアに注目すべきです。アクティブシニアとは、団塊世代が中心で、趣味や仕事にも活動的。スマホの利用率も高く、経済力もあります。何より購買意欲が高いため、プロモーションするにあたり、外せないターゲットです。
シニアマーケティングにおいて、アクティブシニアをターゲットに置いた場合、新しい商品やサービスに関心が高いため、従来の紙媒体だけでなく、SNSやWEBプロモーションも効果的になります。
シニア向け広告について検討している企業担当者
今後、拡大しつつあるシニア世代をターゲットにしている各企業のご担当者様も今後の高齢者向けの広告、販促などのプロモーションについて、日々、検討しているところかと思います。当社は、まさにシニアマーケティングのプロとして、シニア世代のターゲットにダイレクトに訴求できるノウハウを持っており、最適なプロモーション手法を提示できます。
シニア世代にアプローチできる手法や、アンケートリサーチなどご興味ある方は、お問い合わせください。